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ペットの個別火葬とは?葬儀のメリット・デメリットや流れを解説

公開日 2024.04.18 更新日 2024.05.01

愛するペットが亡くなってしまった時、どの方法で火葬すべきか悩んでしまいませんか。
この記事では、ペットの個別火葬について、種類、メリット、デメリットまでを詳しくご紹介します。

個別火葬を選択する理由、それに伴う心の準備や、ペットとのお別れをどのように行えば良いのか、専門家としての視点から解説します。

大切なペットとのお別れの際に少しでも心の支えとなれば幸いです。ぜひご参考ください。

ペットの個別火葬とは

ペットの個別火葬とは、大切な家族であるペットを1匹ずつ丁寧に火葬する方法です。

この火葬方法は、ペットのご遺体を他のペットと一緒に火葬せず、1匹ごとに行うため、遺骨を確実に残せる点が大きな特徴です。
個別火葬は、ペットと最後の時間を少しでも長く過ごし、お別れの気持ちを伝えることできるため、ペットへの敬意を表し、心の準備を整えることにもつながります。

遺骨を手元に残すことができるため、「きちんとした形でお別れをしたい」と願う飼い主に選ばれる方法です。

ペットの個別火葬の種類

ペットの個別火葬には、主に3つの方法があります。

これらは飼い主のニーズに合わせて選択でき、それぞれの火葬方法が別れ方に特徴を持っています。
ここでは、「個別一任火葬」「個別立会火葬」「個別訪問火葬」の3つの火葬方法について詳しく見ていきましょう。

個別一任火葬

個別一任火葬は、ご遺体を専門業者に預けて、火葬から収骨までの全てを業者に一任する方法です。

このプランは、火葬に立ち会うことが心情的に困難な方や、多忙で時間を確保できない方に適しています。

火葬後は、遺骨を収めた骨壺で返骨されます。
この方法は、ペットとのお別れを個別で静かに処理したいと考える人に対応できるメリットがありますが、直接火葬に立ち会えないため、最後の瞬間を共有できないというデメリットもあるので理解しておきましょう。

個別立会火葬

個別立会火葬は、火葬に直接立ち会うことができる方法です。

この方法を選ぶことで、飼い主はペットとのお別れを行い、火葬の流れ全体を見届けられます。

火葬後、遺骨を自ら収骨することにより、ペットへの深い敬意と愛情を表現できます。

個別立会火葬は、しっかりと向き合い、心の準備を整えながらお別れをしたい方に適した方法です。

しかし、直接火葬の過程に立ち会うことは、心情的に重荷に感じる場合があるという点を理解しておく必要があります。

関連記事:ペット火葬に立ち会うことはできる?立ち会いができる葬儀方法を解説

個別訪問火葬

個別訪問火葬は、葬儀業者が自宅まで来て、移動式火葬炉を用いて火葬を行う方法です。

この方法は、自宅で最後の時を過ごしたいと願う家族にとって最適な選択肢です。

火葬後、遺骨を収骨し、飼い主が直接受け取ることができます。個別訪問火葬は、別れを私的な落ち着いた環境で行いたい方や、火葬場への移動が困難な方にとって大きなメリットを提供します。

しかしながら、自宅で火葬を行うことに対する心理的な負担や、火葬設備の設置に伴う場所的な制約を考慮する必要があるので事前に確認しておきましょう。

ペットを個別火葬するメリット

個別火葬するメリットは、遺骨を手元に残すことができる点にあります。これにより、飼い主はペットとの物理的な絆の形を保ち続けることができ、心の安らぎを得られます。

個別火葬では、ペットに対して個別で専門の注意とケアを払うため、飼い主はペットが尊重される過程に立ち会うことが可能です。

立ち会い火葬を選ぶことで、最後の瞬間をともに過ごし、直接お別れを言う機会を持てます。

また、返骨されることで、遺骨をもとにしたアクセサリーなどを作成し、身近に感じられます。

個別火葬ではペットの遺骨を確実に手元に戻すことができるため、思い出を形として残し、供養の幅も広がります。

ペットを個別火葬するデメリット

個別火葬における主なデメリットは、費用が高くなる点です。

合同火葬と比較して、1匹ずつの火葬は火葬炉使用料や人件費が別途必要となり、結果的に総費用が増加します。

また、個別一任火葬を選んだ場合、火葬に立ち会えない上、条件によっては遺骨を返骨してもらえないこともあるので事前に確認しておきましょう。

これらの点は、ペットとの思い出を形に残す価値を考慮しつつ、慎重に判断する必要があります。

関連記事:ペット火葬の費用相場を確認!その他にかかる費用や注意点

ペットの個別火葬から供養までの流れ

個別火葬から供養までの流れは、まずペットが永眠したことを確認し、火葬業者に連絡を取ることから始めましょう。

選んだ火葬プランに応じて、火葬日を決定します。

多くの業者は24時間対応しており、迅速に手配できます。ご遺体は腐敗を防ぐため、ドライアイスなどで適切に冷やしながら安置しましょう。
火葬日には、業者が自宅まで来て、選択したプランに応じて火葬を行います。

「個別一任火葬」では業者がご遺体を持ち帰って火葬、「個別立会火葬」では、飼い主が火葬に立ち会えます。

火葬後は、飼い主が遺骨を収骨し、供養の準備をします。

この過程を通じて、ペットへの感謝と愛情を込めた送り出しが可能です。

関連記事:ペット火葬全体の流れを確認!対応の手順や供養の方法は?

個別火葬の費用

個別火葬の費用は、選択するサービスによって大きく異なります。

自ら火葬業者にご遺体を持ち込む場合、費用は約9,900円から始まります。

一方、業者によるお迎えサービスを利用する場合、費用は約13,200円からとなっており、交通費や追加のサービス料が加算されることが価格差の理由です。

これらの費用には、ご遺体を個別に火葬し、遺骨を骨壷に納めて返骨するサービスが含まれている場合が多いです。

費用面を検討する際には、ペットへの想いと、ご家族の経済的な状況を考慮しましょう。

個別火葬以外のペットの火葬方法

個別火葬以外に選択できる方法として、合同火葬があります。

この方法では、複数のペットをまとめて火葬するので、コストを抑えられます。

低価格での供養を希望する飼い主や、ペットにひとりぼっちで旅立つ寂しさを感じさせたくないと考える方に適した方法です。

しかし、合同火葬の場合、異なるペットの遺骨が混ざり合うため、遺骨の返骨は行われません。

遺骨の返骨を願う飼い主には不向きな選択肢と言えます。

合同火葬は経済的な負担を減らしつつも、ペットとのつながりを形として残すことは難しい選択です。

関連記事:ペットの合同火葬とは?葬儀のメリット・デメリットや費用について解説

遺骨を返骨してほしいなら個別火葬がおすすめ

ペットの個別火葬は、飼い主がペットとのお別れに心を込めて行える方法です。

個別一任火葬、個別立会火葬、個別訪問火葬という選択肢があり、それぞれがペットと飼い主のニーズに合わせた特徴を持っています。

メリットは遺骨を手元に残せること、デメリットは費用が高くなることですが、ペットへの最後の敬意として、これらを考慮した上で最適な方法を選ぶことが大切です。

さいたま市のペット火葬ならなんさいがーでんにおまかせください。個別火葬のほか、さまざまな火葬方法に対応しており、飼い主様のニーズに合わせた方法で真心を込めてお別れをお手伝いします。

火葬を検討している方や、お困りのことがある方は、お気軽にご相談ください。