川口市の斎場ペット火葬・葬儀・霊園はなんさいがーでん

川口駅前(本店) 〒332-0015 埼玉県川口市川口3-3-1 リプレ2番街1F

ペットのお墓はどうする?場所別の供養方法を解説

公開日 2024.04.18 更新日 2024.05.01

ペットと楽しい日々を送っていても、お別れの日はいつかやってきます。

亡くなった後も安らかに眠れるように、生前からペットのお墓について考えておくことは大切です。
本記事では、自宅でペットをお墓で供養する方法や霊園で供養する方法、さらにはお墓以外の供養方法について解説します。

ご家族の希望を反映させながら、ペットが安心して眠れる場所を見つけてあげましょう。

ペットのお墓の現状

一昔前までは、ペットのご遺体は自宅の庭に埋葬するのが一般的でした。

しかし、ライフスタイルの変化によって、人間と同じように丁寧に供養した上でお墓に埋葬したいと考える人が増えています。

なかには、ペットと同じお墓に入りたいと思う飼い主さんも少なくありません。

以前までは、ペットと人間が同じお墓に入ることはできませんでしたが、霊園によっては人間と同じお墓に入ることも可能になりつつあります

この背景には、ペットも家族の一員という考え方が関係しているのかもしれません。

自宅でペットをお墓で供養する方法

亡くなったペットを自宅で供養すれば、いつでもお供えやお墓参りができます。

同じ空間で暮らしているような感覚になれるので、悲しみを和らげてくれることでしょう。

ここでは、自宅にペットのお墓をつくる2つの方法を紹介します。

自宅の庭にお墓を建てる

土地の所有権があれば、自宅の庭にペットのお墓を建てても問題ありません。

注意点としては、ご遺体が土に還るのに時間がかかること。

長い年月がかかるため、野生動物に掘り起こされ自然災害で土が流れてむき出しになる可能性もゼロではありません。

そのため、犬や猫などは火葬して埋葬するようにしましょう。

また、近隣住民や通行人から見えない場所にお墓を建てるなどの配慮も必要です。

お墓作りに必要な材料はホームセンターでそろいます。

室内に仏壇タイプのお墓をつくる

庭がない戸建てや集合住宅の場合は、室内に仏壇タイプのお墓をつくる方法があります。

腐敗臭が漂うことを阻止するためにも、小動物であっても火葬して遺骨にしてから供養しましょう。

供養方法は「ペット用の仏壇を用意する」か「骨壺に収める」の2つです。

仏壇は店舗やネット通販で販売されていますが、手作りしても問題ありません。

室内に仏壇を設ければ、悪天候の日でも手を合わせられます。

ペットの雰囲気にあう仏壇を選んであげて、家族が過ごすリビングに置いてあげましょう。

ペット霊園で供養する方法

ペット霊園を利用して供養する人が増えています。

ここでは、ペット霊園で供養する方法を3つ紹介するので、それぞれの特徴を見てみましょう。

合同墓地に入れる

ペット霊園にある合同墓地に埋葬する方法は、コストを抑えて供養できるのが魅力です。

しかし、他のペットと一緒に埋葬することになるので、一度納骨すると掘り起こしができません。

遺骨を戻せないことを知っていないと、後から遺骨を移動させたくなったときに後悔します。

合同墓地を選ぶ際は、遺骨が二度と手元に戻ってこない覚悟ができてから供養しましょう。

関連記事:ペットの合同火葬とは?葬儀のメリット・デメリットや費用について解説

お墓を建てる

寺院や民間が管理するペット霊園では、ペットのお墓を個別に建てて供養します。

期間限定の供養にするか永久供養するか選べます。

好きなデザインの墓石を置けたり名入れしたりできるので、人間と同じようなお墓が建てられます。

年間管理費がかかりますが、安心して供養できる場所です。

納骨堂に入れる

納骨堂とは、遺骨を保管する専用の室内施設のこと。
棚やロッカーなどに個別で遺骨を保管していきます。

火葬場に併設されていることが多く、期限付きで無料保管できる場合もあります。

霊園によって、人間の遺骨と一緒に納骨できたりできなかったりするので、事前に確認しておくことをおすすめします。

一緒のお墓でペットを供養することはできるのか

法律上、人間とペットが同じお墓に入ることは問題ありません。

人間には細かい規制がありますが、ペットの遺骨は故人の遺品と同じような扱いになるとされています。

そのため、人間の霊園や墓地なら比較的一緒に供養できるといえるでしょう。

ただし宗教によっては一緒に入ることを認められない場合もあります。

しかし近年は、人間と同じお墓にペットを供養する霊園も増えてきました。

期間や納骨場所、宗教によって選択肢は限られますが、以前よりも一緒のお墓に入りたいというご家族の希望に沿える供養方法が普及しています。

近くのペット霊園が対応していない場合もあるため、事前にホームページや電話で確認してみましょう。

ペットをお墓に入れる以外の供養方法

ペットは必ずしもお墓に入れる必要はありません。

パウダー状にした遺骨を思い出の海や山に撒いたり自宅に仏壇を設けて供養したりと、さまざまな方法があります。

遺骨を骨壺のまま手元供養する場合は、湿気やカビの発生に気をつけなければなりません。

壺内に除湿剤を入れて定期的に換気すると湿気やカビの発生を抑制できます。

亡くなってからもしばらくは側にいたいという場合は、遺骨を使ったネックレスや指輪などのアクセサリーにする供養方法もおすすめです。

粉骨をアクセサリーに収めるタイプと、遺骨そのものをアクセサリーのパーツにするタイプがあるため、どちらがよいか選ぶとよいでしょう。

ペットを供養するまでの流れ

ここでは、ペットが亡くなってから供養されるまでの流れを解説します。

大切なペットをきれいな状態で供養できるように、流れを把握しておきましょう。

エンゼルケアを行う

大切なペットが安らかに眠れるように、エンゼルケアをしてあげましょう。

亡くなってから数時間経つと、死後硬直が始まります。

手足から腹部、頭部と硬直が進んでいくため、まずは手足から調整していきます。

目や口が開いている場合も、そっと手を添えて閉じてあげてください。

そして身体全体を丁寧にブラッシングしてから湿ったタオルで拭いていきます。

少しずつ体液が口やお尻から出てくることもあるので、ガーゼや脱脂綿などで穴を塞いでおくとよいでしょう。

関連記事:ペットが亡くなってしまったとき、まずやるべきことから供養するまでを解説

丁寧に安置する

火葬や埋葬までは数日かかるため、自宅で丁寧に安置しておきます。

ご遺体は外気や空調などに当たると腐敗の進行が早まるため、タオルや新聞紙を敷いたダンボールやペット用の棺桶などの中に入れて安置しておくことが重要です。

しかし、ダンボールだと何かがぶつかったときにご遺体に傷がついたり、体液が漏れ出したりする可能性があります。

ダンボールを二重にしてビニールを覆えば安全性は高まりますが、棺桶には劣ります。

良好かつ安全な状態を保つためにも、ペット用の棺桶に安置するのがおすすめです。

適度に箱を開けて汚れを拭いてあげることも忘れないでください。

特に夏場は腐敗が進みやすいので、エアコンを使用して室内温度を調節します。

お身体を冷却する

死後直後から腐敗は進んでいます。

腐敗を遅らせるためには、ご遺体を冷却するのが効果的です。

ドライアイスで冷却するのが望ましいですが、入手困難な場合は保冷剤を使いましょう。

冷やすときは、腐敗が進みやすい腹部や頭部を中心に冷却していきます。

ドライアイスや保冷剤の水滴がご遺体に付くと腐敗が早まるため、間にタオルを挟むのがおすすめです。

水滴を含んだタオルも適度に取り替えるようにしましょう。

葬儀社を選び、火葬を依頼する

安置を終えたら、葬儀社を選んで火葬を依頼します。

葬儀社によって火葬方法が異なるため、複数の葬儀社を調べてみましょう。

多くの葬儀社が行っている、以下の4つの火葬方法について簡潔に紹介します。

  • 合同火葬:他のペットと一緒に火葬する
  • 一任個別火葬:葬儀社のスタッフに火葬を任せる
  • 個別訪問火葬:自宅まで火葬車が来て敷地内で火葬する
  • 個別立会火葬:飼い主立ち会いのもとで火葬から収骨まで行う

どの火葬方法がよいかはご家庭によって異なるため、しっかり話し合った上で決めましょう。

供養する

火葬を終えたらペットを弔い供養します。

人間が亡くなったときよりも、ペットの供養の仕方は自由度が高いのが特徴です。

決まったルールはないため、ペット専用のお墓に埋葬したり自宅で遺骨を供養したりと、ご家庭で供養方法を決めましょう

大切なのはペットに対する愛情です。心を込めて行うことが、亡くなったペットにとってかけがえのない供養になります。

まとめ

生前からお墓のことについて考えていれば、いざというときにスムーズに行動に移せます。

火葬をお願いする葬儀社をピックアップしたり埋葬するペット霊園を見学したりと、万が一に備えましょう。

さまざまな供養方法から一つ選ぶのは頭を悩ませますが、大切なペットのためです。

しっかり考えて、安らかに眠れる最適な場所を見つけてあげましょう。

さいたま市のペット火葬ならなんさいがーでんにおまかせください。小動物から大型犬まで、あらゆる大切なペットの火葬を執り行っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。